弊社では、太陽光発電設置に必要な架台の販売を行っております。
架台について、以下を参考ください。
太陽光架台とは
太陽光発電に必要なパネルを支える土台のことを言います。
設置場所によって、太陽光を取り込む際の効率性が左右されます。
そのため、効率的に発電できるよう設置場所(土地や屋根など)に
合った架台を選定し、設置しています。
太陽光架台の架台基礎と種類
コンクリート基礎
コンクリートで補強する基礎のことで、ブロックによって「置き基礎」「布基礎」「ベタ基礎」の3種類に分けられます。
【 置き基礎 】
コンクリートのブロックを地中に埋め込む方法のこと
土台となるブロックを地中に埋め込むことで、安定性や強度が高くなります。
ブロックを地中に埋め込むために、必要な基礎工事も行っております。
【 布基礎 】
ブロックを一列にして基礎を繋げる方法のこと
ブロックを繋げることで、置き基礎よりも安定性や強度が高くなります。
しかし、コストが高くなる場合もございます。
【 ベタ基礎 】
ブロックが1枚のコンクリートのようになるようにすべてつなげる方法のこと。
基礎が大きな面となるために、布基礎よりさらに安定性や強度が高くなります。
しかし、「置き基礎」や「布基礎」よりコストが高くなります。
杭基礎
杭を使って太陽光パネルを支える方法
「単管杭基礎」「一般スクリュー杭」「大羽スクリュー杭」「C型杭」の4種類に分けられます。
【 単管杭基礎 】
パイプを地面に埋め込んで固定させる方法
単管杭が単純な形状のため、材料費や施工費などのコスト押さえることができます。
しかし、強度が低いため、台風などの被害を受けやすいです。
【 一般スクリュー杭 】
大きなネジのような形状のスクリュー杭を地面に埋め込む方法
埋め込む地面の強度によって、安定性が左右されるため、農地など強度の低い場所には向いていません。
【 大羽スクリュー杭 】
一般スクリュー杭と同様に杭を埋め込む方法
大羽スクリュー杭は地面に埋め込む際に突起羽が引っ掛かりやすくなるため、一般スクリュー杭よりも安定性が高く、柔らかい農地のような地面にも適しています。
【 C型杭 】
C型の杭を地面に埋め込む方法
シンプルな形状のため、施工もしやすくほかの架台よりもコストを抑えることができます。
杭基礎は、埋め込む施工方法になるため、上下に引っ張られる強度は弱いことをあらかじめご理解ください。
太陽光架台の材質
架台の材質は「アルミニウム製」「ステンレス製」「スチール製」の3種類に分けられます。
材質 | 特徴 |
---|---|
ステンレス製 | ・耐久性が高く、錆びつきにくい ・強度が高いが、重量がある ・他の材質と比べて、コストが高い |
アルミニウム製 | ・表面加工処理ができるため錆びつきにくい ・成型の形を工夫するため、強度がやや低い ・材質が軽いため施工しやすい |
スチール製 | ・亜鉛メッキなどの処理を行うことで、錆に強くなる ・強度は高いが、重量がある ・材質のコストが高い |
沖縄は海に囲まれた島で、台風なども多く、塩害が発生しやすい地域ですので、錆びつきや設置場所などにより材質を選ぶことが重要です。
野立て太陽光架台
野立てに適した架台は「折半屋根架台」「陸屋根架台」「ソーラーカーポート架台」「ソーラーシェアリング架台」の4種類に分けられます。
地面に直接発電設備を設置するため、それぞれに合った架台を選ぶことが重要です。
【 折半屋根架台 】
折り返した形状の金属を屋根に設置する架台のこと
平坦な土地に金具を固定する「平置き型」と、パネルに対して角度つけて固定する「傾斜型」の2種類に分けられます。
パネルに角度をつける傾斜型の方が、日光があたりやすくなるため発電効率は高くなりますが、平置き型よりコストは高くなる。
【 陸屋根架台 】
平坦で勾配がない屋根に設置する架台
土地の基礎をなる陸屋根を敷いて、その上に架台を設置します。
【 ソーラーカーポート架台 】
農業を行っている農地の上に設置する架台のこと
5~6mの間隔で支柱を設置することで、農業用機械の使用空間も確保できます。
太陽光架台の高さ
架台設置の髙さの目安は50㎝~100㎝など設置場所により、最適な高さを確保します。